汚れ?寿命?窓ガラスの色が変わるのはなぜ

ガラスもいつかは劣化する

汚れ?寿命?窓ガラスの色が変わるのはなぜ ガラスも経年劣化をするなんて知らない人って結構いのではないでしょうか。
ガラスという素材自体は半永久的だなんて言われていますが、いつまでも透明でキレイなガラスでいるために、なにもしないでいいなんてことはありません。私たちの身近でそれを感じることのできるのがガラスの「くもり」ではないでしょうか。

表面に汚れのような白い曇が浮き上がってきたら、それは経年劣化が原因かもしれません。
ガラスは、長い時間がたつとアルカリ溶出という現象を起こし、ガラスの成分に含まれているアルカリ性分が表面に出てくることがあります。こうしたガラスの現象は、経年劣化の代表的な現象ですが、洗ったり、布などで拭くと綺麗になるので、窓ガラスなどは定期的にお掃除をするようにしましょうね。

ちなみに、アルカリ性分が含まれていない無アルカリガラスと呼ばれるガラスの場合には、ガラスが曇る原因のアルカリ成分が含まれていません。
有名なのが液晶テレビで、これに使われているガラスは無アルカリガラスです。

ガラスはアルカリ成分と反応すると成分が変質してしまうという特徴があるため、特に液晶テレビなどに使われるガラスにはアルカリ成分の含まれていないガラスを使用することが常識となっているようです。
また、今使っているパソコンのディスプレイも、プラスチック製のようにも思われますが、液晶ディスプレイは何層にもなっていて、その中に無アルカリ性のガラス基板も含まれています。

その他にも、ガラスの「日焼け」という経年劣化の一種に相当する現象があります。
窓などに使われるガラスは毎日日中の日差しを浴びているわけですが、太陽光線には紫外線が含まれているので、その影響でガラスに含まれている成分が化学反応を引き起こしてしまい、無色であるハズのガラスが着色されたりしてしまう現象のことをガラスが日焼けしたということがあります。
逆にこうしたガラス特有の現象を利用して、最近流行している魚釣りに使う偏光グラスなどに応用した製品などもあります。

最近の偏光グラスの場合には、色調偏光グラスというものも販売されるようになってきています。
従来からの偏光グラスの場合には、どんなに紫外線が強くなっても偏光グラスの表面の色自体は変わらなかったのですが、色調偏光付きの偏光グラスはもっと進歩しているのです。紫外線が強くなると表面の色が濃くなり、紫外線が弱くなると薄くなるのです。 

もっともっとガラスの特徴を知ることで、もし、自宅の窓ガラスなどが変色していた時も慌てずに対応できればいいなと思います。

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