コラム
車のフロントガラスの曇りをなくす簡単な方法
ガラス修理の専門家が丁寧に教えます!
雨の日や冬に車のフロントガラスがモクモクと曇る……。
「またかっ!」と思いながら、エアコンのスイッチなどをいじるけれどもなかなかスッキリとれなかったりしてモヤモヤ。
そんな経験ありませんか?
車の窓ガラスが曇っていると視界が悪くなり、運転ミスや事故につながります。目印の建物なども見逃してしまいます。
とても危なくてやっかいですね。
ここではそんなモヤモヤを解消するべく、
なるべくすぐに曇りをなくすための超簡単なテクニックをご紹介。
エアコンの温度と風量を最大&外の乾燥した空気を入れると解決
窓の内側の汚れを拭き取る
フロントガラスの内側にホコリなどの汚れがついていると、結露が発生しやすくなり、曇りに繋がります。
それを防ぐには、事前対策として内側の窓ガラスをキレイに保つことが大事。
中性洗剤を薄めて、(できれば)きれいな雑巾やウェットシートで掃除しましょう。
カー用品店やネットで販売されている曇り止めスプレーでを使ってもよいでしょう。
窓ガラスは外側だけではなく、内側もキレイに掃除を! 曇り予防の効果は
最速で曇りを取るためにする3つのこと
フロントガラスの曇りはできるだけ早く、すぐにでも取りたいですよね。
エアコンで空気と湿度を調整して解消するには、下の3つを実行すればOKです。
- 1「A/C」(エアコン)をON
※風量と設定温度を最大に - 2「デフロスター」をON
- 3 曇りやすい冬では外気導入にする
ガラスの曇りの原因は、室内と外の温度と湿度の差。
エアコンは車内の湿度を下げる機能があるのでA/Cをオンにします。
冬にA/CがOFFだと送風のみになり除湿効果が得られません。
室内循環だと人の呼吸などで湿気がこもるため曇りやすくなります。
外気導入で乾燥している外の空気を入れて曇りを防ぎましょう。
それでもダメなら、
窓を開けて空気の入れかえを!
車の窓ガラスが曇らなければ、キレイな景色もよく見える
ここで紹介したエアコンや空気の調整方法は、かなり馴染みのあるやり方だと思います。
「知ってるよ!」と思われた方もいるかもしれません。
でも、3つの方法のなかでひとつでも抜けていると、けっこう曇りが取れなかったりするのです。
正直、燃費の面では悪くなってしまうのですが、万が一に事故を起こすよりは良いはずです。
窓の内側をキレイにしておくことでかなり改善されますが、自然現象のようなものなので、曇りは必ず発生します。
その時に焦らず快適なドライブをするために、覚えておくと役に立つはずです。ぜひ安全な運転を!
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