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窓にはめるのはなぜガラス?アクリルやポリカーボネイトは使えるの?

スタッフ
2020/3/5更新

ガラス修理の専門家が丁寧に教えます!

窓ガラスの弱点

窓にはめるのはなぜガラスと決まっているの? ほとんどのお宅では、当たり前のように窓にはガラスがあるかと思います。
しかし、窓ガラスは建物の外装のなかでもっとも薄い部分です。そのため冷暖房や騒音など、外部からの影響を受ける、いわば通路になっているとも言えるのです。

また窓ガラスは、建物の外装としてもっとも脆弱な部分であるともいえるでしょう。地震や台風といった災害による外部の影響はもちろん、部屋の中からも意図しない衝撃によっても破砕しやすい素材です。さらには破片が鋭利な凶器となることは周知のところですね。

その他にも、防犯上の観点からみれば、まさに侵入盗が利用する頻度がもっとも高い場所であると考えられています。この、ガラスの特異的な性質である「壊れやすい」ということは、防犯の上でも脆弱性を露呈しているといえるのではないでしょうか。

窓にはめるガラスの代わりの素材はあるのか?

もちろん、採光という意味で、透過性がなければ窓としての機能を果たすことはできませんが、仮に透過性が高くとも、強度において外壁なみのクオリティーを有する材質はないのでしょうか。

たとえば強化プラスチックに代表される「アクリル板」や「ポリカーボネイト板」など、「割れない」という意味ではガラスよりも高い性能を持つ素材がいくつか思いあたります。

さらに、これらの素材はガラスよりも安価ということで、「アクリルやポリカーボネイトを窓に入れれば良いことづくめなのでは?」とお考えの方も多いでしょう。

実は一部の「窓」には、すでにこれらのアクリル板やポリカーボネイト板を利用している実例があるのです。
たとえば新しいユニットバスなどの多くの浴室のドアには、現在は曇りガラスではなく、ポリカーボネイト板を使用していますし、たとえば一部に採光用の小窓を取り付けたサンルームなどはアクリル板を使用する場合があります。つまりガラス以外の素材であっても、ガラスと同じようなものに利用されているというわけなのです。

アクリル板やポリカーボネイト板を窓ガラスとして使うとどうなるの?

そんな一見便利そうな素材ですが、一般的な窓ガラスにはほとんど利用されていないのはなぜなのでしょう。
それにはちゃんとした理由があるのです。

たとえばポリカーボネイト板についていえば、ガラスと比較してとても割れにくく、変色なども起こらないかわりに、表面に傷がつきやすいという欠点があります。

あたりまえですが、窓は外気に晒されているもの。
気づかないうちに、細かなすり傷が数え切れないほど…なんてことにもなりかねません。

また、アクリル板は透明度でガラスに匹敵しますが、熱にとても弱いという欠点があります。

直射日光のあたる場所では特に、歪みが発生して窓枠から外れてしまう恐れがあります。

窓にガラスをはめるのには理由がある

このように、アクリル板やポリカーボネイト板は、屋外での長期間使用には耐えないというわけなのです。

「じゃあ、弱点が多いガラスを使用するしかないの…?」…と、思うかもしれませんが…。

もちろん、ガラスの強度についても日々進歩してきているのは間違いなく、割れにくく安全な仕様の物も数多くあります。

たとえば、私たちが「防犯ガラス」としておすすめしているもの。

泥棒が思いっきり叩き割ろうとしても、5分間は穴を開けられないようなガラスもあるんです。

▶一般家庭用の防犯ガラスについてくわしく知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。

この他にも、「ガラス」とは一口に言っても、様々な機能をもったものがたくさんあります。

たとえば、防音性だったり、断熱性、遮光性など…。
自分たちの生活スタイルによって、窓も選べる時代になっています。

「みんなのガラス屋さん」は、丁寧に、かつ速やかに窓の交換・修理を行っているガラス屋さんです。

「こんな窓ガラスにしたい!」などのご要望がありましたら、ご質問やお見積りだけでも大丈夫ですので、ご相談くださいね。

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0120-504-743(年中無休・7時〜22時受付)

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