家の中に気持ち良く風を通す、窓のタイプと「開き方」

家の中に気持ち良く風を通す、窓のタイプと「開き方」 夏の暑い日や寝苦しい夜に、家の中に気持ちよく風を通したい
雨の日に室内が濡れないように窓を開けて換気したい
でも、今の家の窓ではなかなか上手く効果が感じられない……。
そんな人に、今後の参考にしていただきたい窓のタイプを紹介します。

窓の「開き方」が、このような問題を解決する役に立ちます。
窓で大切なのはガラスやサッシの種類だけではないんですね。

引越しやリフォームする時にも、今まで見逃しがちだった「開き方」に注目することで、風が気持ち良く通る快適な住まいを選んだり作ったりできるのです。

通気性や気密性に差が出る窓のタイプを知ろう

家の周りの風を効果的に取り込む「縦すべり出し窓」、気密性も通気性も確保できる「上げ下げ窓」。雨の日に室内が濡れる心配をせずに開けられる窓など、あなたの家や生活をより良くしてくれる窓を紹介します。

縦すべり出し窓

風を上手く取り込んで寝苦しさも軽減

ドアのように外側に押し出して開く。右側が開くものと左側が開くものがある。家の壁に沿って吹く風を効果的に取り入ることができ、空気の流れが生まれる。防犯のために人が通り抜けできない幅で設置すると安心。

設置場所:居室、トイレ、廊下

上げ下げ窓

気密性も良く、風の量を調整しやすい

2枚の窓を、上下にスライドさせて開閉する。上下2枚とも同時に動くタイプが通気性が良い。対流効果で、上の窓口から空気が出て下の窓口から外気が入る(またはその逆)。閉めた時の気密性も高い

設置場所:居室、トイレ

雨でも室内を濡らさずに換気できる窓3タイプ

雨の降っている日でも換気したい時ってありますよね。そんな時に活躍する窓をご紹介!
(湿気が部屋にたまりやすくなるので開けっ放しではなく「少しだけ」開けましょう)

突き出し窓

窓枠の上部を軸に、窓を外側に突き出して開ける窓。「横すべり出し窓」と同じように、窓のガラス面がひさしのようになって室内に雨が吹き込むのを防ぐ。

設置場所
居室、トイレ、お風呂

横すべり出し窓

窓枠の左右の溝に沿って、スライドさせて押し出すように開く。雨を入れずに換気できる。一定の角度以上に開かないストッパー付き防犯タイプも。「突き出し窓」より掃除しやすい。

設置場所
居室、トイレ、お風呂

ルーバー

細長いガラスの板がブラインドのように重なり、ハンドルを回して開閉を調整する。雨でも開けて換気できる。気密性や防犯性能は低いが、外からのを視線カットできる。

設置場所
トイレ、お風呂、洗面所、キッチン

景色や外との一体感を演出する窓

外の景色をインテリアの一部として取り込みたい時、窓を思い切り開け話して
テラスや庭と一体感を出したい時は、この2つの窓がオススメです。

フィックス窓

外の景色や光を楽しむ

「外の景観を楽しむ窓」という意味で「ピクチャーウィンドウ」とも呼ばれる。眺めの良い場所や換気が必要ない場所での使用が多く、採光はできるが通風はできない。防音性はある。外側の掃除が大変。

設置場所:居室、天井

折れ戸式

外の空間との一体感を楽しむ

アコーディオンのようなサッシ。外のデッキと一体感のある空間にしたい時におすすめ。窓を開けると折りたたまれて開口部が大きくなるため、開放感が抜群。窓の外側に網戸を設置できない。

設置場所:居室

窓の「開き方」が家の空気を変える

窓は進化して多様化していますが、「開き方」もじつはたくさんあるんですね。

ガラスやサッシなどに比べると注目度は低いかもしれませんが、「開き方」にこだわることで、涼しい風や、プライバシーの保護や、気持ち良い外の景色などを手に入れることができます。

上手く使うことができれば、夏の寝苦しさが軽減したり、家の中の空気を新鮮に保つことができたり、温度や湿度の微調整もできるはずです。

窓の「開き方」を上手く活用して、ぜひ心地よい家作りを!

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