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コラム

窓ガラスが割れた!?安全な片付け方法と応急処置のしかた

スタッフ
2020/4/1更新

ガラス修理の専門家が丁寧に教えます!

割れたガラス

「強風で物が飛んできて、窓ガラスが割れた!」 「子どもがうっかりガラスを割ってしまった!」

割れたガラスはとても危険。
ガラス修理の経験を15年以上持つ宮崎が、ガラスが割れたら何からすべきかご紹介します。

ガラスが割れたら最初に何をする?

すべきことは以下の3つです。

  1. ガラス屋さんへ修理の手配をして、
  2. 割れたガラスを安全に後片付けを行い、
  3. 窓ガラス本体の応急処置をする。

注意

まずは子供やペットを、ガラスの破片が散らばった場所から避難させてくださいね。
台風時には暴風がおさまるまで自身もガラスに近づかないようにしてください。

まず一番最初に行うべきは、修理の手配!

ガラスが割れたら、まずはガラス屋さんに連絡を

ガラスが割れると、「子供に怪我はないかな…!?」 「とにかく、割れたガラスをどうにかしなきゃ!」 「割れた窓をはやく修理か交換しなきゃ。」と、色々な思いが心を駆けめぐりますよね。

ですが、まずやることはすぐガラス屋さんに連絡して、修理の段取りをとることです。

ガラス屋さんに依頼した後、どんなに急いでも数十分はガラス屋さんの到着を待つことになります。であれば、まずはガラス屋さんへ連絡して、こちらに来てもらう段取りをするべきです。

みんなのガラス屋さんは、9万件以上のガラス修理のご相談をお受けした実績を持つ出張ガラス屋です。 最短20分でお伺いし、約60分の作業時間で壊れた窓ガラスを修理いたします。

当社にご連絡いただく場合は、まずは0120-504-743(年中無休・7時〜24時受付)までお電話でご相談ください!

  • お電話で概算をお伝えし、更に無料見積もりにお伺いします。
  • 壊れたガラスは、当社で掃除、片づけ、廃棄まで無料で行います。

私たちにご相談いただいた場合の修理の流れは、こちらもご覧ください。

ガラス店?出張ガラス屋?

「ガラスが割れたら修理をお願いする」のは、ガラス店か出張ガラス屋さん。

ガラス屋さんは、店舗を持っているガラス屋さんです。割れたガラスのサッシを取りに来て持って帰って修理し、夕方くらいに持ってきて取り付けをしてくれます。

出張ガラス屋は、修理道具や様々なガラス板を積んでお伺いし、その場でガラスをカットして交換します。

もしあなたが急いで修理したい場合は、その場で修理、完了してくれる出張ガラス屋さんをおすすめします。

割れたガラスの安全な片付け方法

掃き掃除

続いては、「割れたガラスの処理」についてです。当社であれば、作業員が割れたガラスの掃除・廃棄も無料で行います

しかし、人が通るところだったり、子どもさんがいらっしゃったりすると、「そのままにしておくのはちょっと…」という方もいらっしゃいますよね。 そんな時は、下記の手順でガラスを片づけてみてください! ※落ち着いて、怪我をしないように、安全に片づけてくださいね。

割れたガラスを処理するときの注意

  • 小さなお子さんやペットは、ガラスが割れた部屋には立ち入らせないこと!
  • スリッパか中靴を履く!素足は厳禁
  • 手袋、又は軍手を付ける!手を切らないように注意

用意するもの

使用する道具

  • スリッパ(または中靴)
  • 軍手(または厚手の手袋)
  • 新聞紙
  • ハンマー(ガラスを砕くため)
  • ほうき
  • ちりとり
  • 掃除機
  • ストッキング(捨ててもOKなもの)
  • 雑巾(捨ててもOKなもの)

片付けの手順

①手でつかめる大きな破片から拾う

軍手を2枚重ねた様子

まずは割れてしまった窓ガラスの大きい破片を軍手を着けた手で拾って、新聞紙で包みます。 軍手は、種類によって網目が大きいものもあるため、画像のように二枚重ねにすると隙間がなくなり安心です!

※このとき、大きすぎる破片は新聞に包んでからハンマーで叩き割ってくださいね。

②飛び散った小さい破片を片付ける

ホウキでガラスを集める

ホウキで飛び散っている小さな破片を集め、新聞紙に包みます。 ガラスが飛び散った可能性のある、近くの家具をはたくことも忘れずに!

ガラスは思ったよりも広い範囲に飛散しているもの。 小さなガラスのかけらは、目に見えないまま皮膚や体を傷つける可能性がありますから、なるべく広い範囲で集めるようにしてくださいね!

③「ストッキング付き」掃除機で更に小さな破片を処理

ストッキングを掃除機に装着

掃除機のヘッド部分を外し、丸い部分をストッキングでカバーするように巻きつけて輪ゴムでとめます。 この状態で掃除機をかけると、ストッキング部分にガラスがくっ付きます。 そのままスイッチを切らずに、新聞紙の上でスイッチオフにするとガラス片が落ちます。最後はストッキングも一緒に捨てましょう。

④最後に新聞紙&雑巾で、見えない破片も拭き取る

ライトで照らしながら拭く

最後に、掃除機でも吸い取りきれない細かいガラスを処理していきます。 濡らした新聞紙や雑巾で床をふき、新聞紙や雑巾ごと捨てましょう。 携帯でライトを当てながら拭くと、ガラスがキラキラと反射してわかりやすいですよ!

⑤「割れたガラス」とわかるように捨てる

集めたガラス破片が包まれた新聞紙や雑巾を、さらに大きな新聞紙でなるべく分厚く包み、その包みをガムテープで巻きます。 それを段ボールに入れるとさらに安全・安心です。

捨てる包みやダンボールの表面に「ガラス危険」「ワレモノ注意」など割れたガラスとわかるように書いておくようにしましょう。分別は「燃えないゴミ」「危険物」か、各自治体によって違うので確認してくださいね。

絨毯(じゅうたん)や服に散らばったガラスは?

毛の長い絨毯や服に割れたガラスが散らばった場合は、上記の「③掃除機をかける」までを行ったあとに、粘着クリーナー(コロコロ)か、ガムテープを使って細かい破片を取り除きましょう。

特に衣類は気をつけて下さい。洗濯機に細かいガラス片がついたまま入れると、他の衣類にガラス片が移ったり、洗濯機が故障してしまうこともあるのでご注意ください。

ガラス片を綺麗に取り切れるかどうか不安だったら、潔く処分するのもひとつの方法です。

応急処置の仕方

割れた窓ガラスをそのまま放置していると、外からの風によって小さなガラスの破片が家の中に入ってしまう可能性があります。事情がありすぐにガラスの交換ができない方は、ダンボールやガムテープを使って応急処置を行いましょう。

窓ガラスにガムテープを貼る

割れた部分をダンボールで覆ってから、↑の画像のようにガムテープで「*」印のように縦・横・斜めに補強します。こちらの貼り方は、窓を台風から守るのにも有効な貼り方なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

※防犯面、耐久性を考えると長らくこの状態でいるわけにはいきませんので、あくまでも一時的な応急処置として考えましょう。

【割れ方から考える】ガラスが割れた原因は何?

家に帰ってきたらガラスが割れていたというような時は、割れた原因が分からなくてモヤモヤしますよね。
お客様からもたまに「ガラスが割れた原因が分かんないんですよね。何でですかねー?」と聞かれることがあります。

そこで、次に「割れ方から推測できる、ガラスが割れた原因」をご紹介します。

  1. ガラスが割れる原因は?
  2. 割れ方から原因を推測する

①物理的な衝撃で割れた

窓にボールがぶつかる

一番多いのは、「台風で石や瓦が飛んできて割れた」という被害。 また、団地や校庭の近くだったりすると、子供が投げたボールで割れたということも実際にあります。

割れ方の特徴

  • 一点を中心にして放射線状のヒビが入っている
  • 飛ばされたものが部屋の中に入ってきていることもある

②泥棒(空き巣)に窃盗目的で割られた

空き巣に割られた窓

空き巣の侵入口は約7割が窓ガラスということをご存知でしょうか。 1番考えたくないケースではありますが、実際にこのような窃盗目的の被害があるのも事実です。

割れ方の特徴

  • 一点に集中した放射線状のヒビではなく、不規則な割れ方をしている
  • 何回も叩かれたり、手でこじ開けたような形跡がある
  • 鍵の付近を狙って割られている

以上の割れ方に心当たりがあって、防犯を意識したガラスに交換したい方は、「盗難保証金制度付きの高強度防犯ガラス-セキュレ-」のページもご覧くださいね。

③気温の変化によって起こる「熱割れ」

熱割れがおこったガラス

実は、「いきなり窓ガラスが割れた!」という方の多くはこの「熱割れ」なんです。 熱割れは気温の変化で起こるため、寒暖差の大きい冬場に起こりやすい現象です。

また、熱のこもりやすい複層ガラス(ペアガラス)や、サビが発生しやすい網入りガラス(上記画像のもの)などでは特に多く見られます。

割れ方の特徴

  • ガラスの端からほぼ垂直にヒビ割れが始まっている
  • 湾曲した長いヒビが長く1本〜複数本に渡って入っている

ガラス修理の料金は、しっかり細かく見積もりをとりましょう!

割れてしまったガラス、気になるのはやはり修理料金ですよね。

普通の1枚ガラスですと、ガラス代+工賃+出張費で1枚あたり2万円程度がだいたいの相場です。
ですが、ガラスの種類やどのような作業をするかによって料金がかなり変わってきます。

ガラス修理屋さんに電話口で概算の料金を確認してみて、最後はちゃんと現地で見積りをしてもらったほうが安心です。

なぜ現地での見積りが必要かといいますと、現場で見ないとわからない部分が何箇所かあるからです。

部品の金額は決まっているので、ガラス代はお電話口でもすぐお答えすることができます。
ですが、工賃となる「修理にどのような作業が必要になるのか?またはどの作業方法が可能なのか?」は、なかなか電話で判断することができません。

例えば…

  • サッシの種類は?
  • ガラスとサッシはどのようなもので施工がされている?

など、これらはお客様では詳しく分からない部分でもありますし、私達も実際に見てみないと正確なお見積りをお伝えできません。
ですので、現地見積りをおすすめしています。

また、現地での見積りが有料(出張料がかかる)のところもありますが、みんなのガラス屋さんではすべて無料で現地見積りをさせていただいております。
キャンセル料もかかりませんので、お気軽にご相談くださいね。

ガラス屋さんを選ぶポイント

また、ガラス屋さんを選ぶポイントについても、いくつかご紹介します。

  • 小さな不安や相談にも親身に対応してくれるか
  • 見積もりの時点で、値段を明確に表示してくれるか
    (出張費などもすべて込みで)
  • 対応は早いか
    (電話からすぐ来てくれるか?持ち帰らずその場で作業してくれる?)
  • ガラス片の掃除・処分まで担ってくれるか

お見積りと電話や現地でのスタッフの対応なども考慮し、お願いするところを決めるのが良いと思います。

もちろん、私たちがお手伝いさせていただくことになれば、迅速に対応させていただきます。
そのときは、お困りごとは何でも相談してくださいね。

【Q&A】ガラス割れについてよくある質問

窓ガラスでよくある質問

最後に、ガラス割れについてお客様からよくある質問にお答えしたいと思います。

多くの方が疑問に思うところだと思いますので、気になる方はしっかりチェックしてくださいね!

ガラス割れの修理に、保険は使用できる?

ガラス修理には、火災保険家財保険クレジットカードの家族保証などが使える場合があります。

例)火災保険の場合

  • 台風による被害→風災リスク
  • 空き巣に窓を割られた→盗難・水濡れ等リスク
  • お子さんがうっかりガラスを割ってしまった→破損等リスク

ご家庭によって保険の内容や免責金額(自己負担がいくらかの設定)も違うかと思いますので、一度ご契約内容を確認するのがおすすめです。

当社であれば、保険申請に必要な各種書類もバッチリご用意します。 ぜひ、お気軽にご相談くださいね!また、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので良かったらご一読ください。

賃貸でガラスが割れたときはどうしたらいい?

持ち家であれば、割れたガラスを修理するのは自己責任。

ですが、アパートやマンションなどの賃貸の場合、「責任の所在はどこにあるのか?」「自分で修理を頼むべきなのか?」は悩みどころですよね。

結論からいいますと、ガラス割れの原因が何かで対応が変わってきます。

  • ガラス割れの原因が自身にある場合は、入居者持ちで修理する
  • 熱割れなど原因が自身にない場合は、管理会社や大家に連絡する

賃貸でのガラス修理について、詳しくはこちらの記事で説明しています。 気になる方はあわせて確認してくださいね。

窓ガラスにヒビが…!これって放っておいても大丈夫?

「ヒビが入っているくらいなら放っておいても大丈夫かな…」 そう判断する気持ちもわかります。まだ大事には至っていませんからね。

ですが、ヒビが入っているガラスは通常とくらべて、想像しているより強度が落ちます

窓を開閉したり、ちょっと強い風が吹いたり…。少しの刺激で割れてしまう恐れが十分にあります

さらに、ヒビが入った窓ガラスは空き巣にとって絶好の狙い目

「ここからすぐに割れますよ!」と、こちらから言っているも同然なんです…!

ヒビ割れのみでも、保険を使用して修理できる可能性も十分にあります。 後悔しないためにも、早めの対策をするようにしましょう。

まとめ

きれいになったガラス

この記事では、窓ガラスが突然割れて困っている方向けに、ガラス屋が教えられる最低限の対処方法をまとめました。

小さなガラスのかけらは、目に見えないまま皮膚や体を傷つける可能性があります。

割れたガラスの処理はとにかく危険なので、子供や家族も含めた体の安全を第一に考えてくださいね。

「ガラスが割れる」というのは日常ではめったにないことです。

実際に私たちにお電話をいただく方々も、「ガラスが突然割れてどうしたらいいかわからず…」という方が多いです。

不安な気持ちをいっぱいに抱えた方々にとって、一番嬉しい対応とは何か。 それは「速やかなご対応」だと思っています。

みんなのガラス屋さんは「丁寧に、かつ速やかに」をポリシーとするガラス屋です。

お問い合わせは電話・またはメールからも受け付けております。

お困りの際は、どんな小さな質問でもお気兼ねなくご相談くださいね!

私たちが行うガラス交換について、くわしく知りたい方はこちら。

▼電話でのお問い合わせ▼
0120-504-743(年中無休・7時〜24時受付)

▼メールフォームでのお問い合わせ▼
https://minglass.jp/contact/

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